歴史ある民宿
三国サンセットビーチ沿いの道路わきを、
少し入ったところに位置する「民宿いたもと」。
看板がなければ民家と間違ってしまいそうな食通の隠れ宿。
「うちが民宿を始めた頃は、まだこの辺りは家もまばらで・・・・」
と当時を語るお婆ちゃん。
今は元気で働き者のお嫁さんが、一手に切り盛り。
「昔ながらの民宿ですから、部屋に風呂やトイレはありません。
不便をおかけする分、キッチリ料理で埋め合わせます。」と頼もしい言葉。
きっとお気に入りの1軒になること請け合います。
釣り船
精悍な遊魚船に混じって係留されている、お爺ちゃんの相棒「陽光丸」。
あちこちに目立つ錆や傷みが、いぶし銀のように
海の男の歴史を寡黙に物語っています。
お爺ちゃんの漁は一本釣り。決して欲張らず、
その日お客さんに必要な量だけを釣り上げたら、おしまい。
天然魚の宝庫「三国」の旬魚をクーラーBOXに詰め込んで、
きょうもお爺ちゃんはご満悦。お達者ぶりには脱帽です!
(※船長高齢の為、引退しました。)
アットホームな雰囲気
調理場から聞こえてくる軽快な笑い声。
女将さんを筆頭に、お手伝いに精を出す女性軍は全員親族。
おまけに家も皆さんご近所さん同士とは、なんと都合がいいこと。
昨日今日の付合いじゃないから、
アイコンタクトだけでテキパキと作業が進みます。
誰ひとり欠けてもいけない大切な人達・・・・・・
いたもとを支えるみんなが思いやり深いから、
我が家のように心地良く過ごせるのかも。
きょうも心ひとつに「ようこそ、いらっしゃいませ!」