いたもとネタ帳

歴史ある民宿

民宿いたもとの写真

開業約50年の福井県三国で一番古い民宿。
長い歴史の中で一度来た人はもう一度来たくなる旅館。

三国サンセットビーチ沿いの道路わきを、
少し入ったところに位置する「民宿いたもと」。
看板がなければ民家と間違ってしまいそうな食通の隠れ宿。

「うちが民宿を始めた頃は、まだこの辺りは家もまばらで・・・・」
と当時を語るお婆ちゃん。
今は元気で働き者のお嫁さんが、一手に切り盛り。

「昔ながらの民宿ですから、部屋に風呂やトイレはありません。
不便をおかけする分、キッチリ料理で埋め合わせます。」と頼もしい言葉。
きっとお気に入りの1軒になること請け合います。

釣り船

釣り船とお爺ちゃんの写真

お爺ちゃんは三国の中でも特にベテラン船長だから、
漁場や魚の見分けに関する目利きは間違い無し。

精悍な遊魚船に混じって係留されている、お爺ちゃんの相棒「陽光丸」。
あちこちに目立つ錆や傷みが、いぶし銀のように
海の男の歴史を寡黙に物語っています。

お爺ちゃんの漁は一本釣り。決して欲張らず、
その日お客さんに必要な量だけを釣り上げたら、おしまい。

天然魚の宝庫「三国」の旬魚をクーラーBOXに詰め込んで、
きょうもお爺ちゃんはご満悦。お達者ぶりには脱帽です!

(※船長高齢の為、引退しました。)

アットホームな雰囲気

楽しい旅館で、家族みんなで力を合わせてやってます。
息もぴったりで、本当に楽な民宿です。

調理場から聞こえてくる軽快な笑い声。
女将さんを筆頭に、お手伝いに精を出す女性軍は全員親族。
おまけに家も皆さんご近所さん同士とは、なんと都合がいいこと。

昨日今日の付合いじゃないから、
アイコンタクトだけでテキパキと作業が進みます。
誰ひとり欠けてもいけない大切な人達・・・・・・

いたもとを支えるみんなが思いやり深いから、
我が家のように心地良く過ごせるのかも。
きょうも心ひとつに「ようこそ、いらっしゃいませ!」

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